好意を持たれているサインとは距離や会話や仕草などに現れる!

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ここでは、「好意を持たれているサイン」についてお話します。

 

私たちは好ましいものと、そうではないものを判断します。
好ましいと思っているときには、
何かサインのようなものはあらわれているのでしょうか。

 

もし仮にあらわれているとするならば、
どのようなサインが、あらわれているのでしょうか。
またなぜそのように、あらわれているのでしょうか。

 

好意を持たれているサインは、
視線、手足の動き、距離、会話、しぐさなどにあらわれます。
例えば、人は好きな人、ものやことには視線をそそぎます。

 

「単純接触効果」とは?

 

「単純接触効果」は、ある刺激に繰り返し接するだけで、
その刺激は身近な存在であると感じ、好意が増すことをいいます。

 

特定の異性に何度も接触することによって、
その異性を認識するときに、より流暢に処理がなされるようになり、
異性の印象や、異性への好意として生まれ変わるのです。

 

「視線のカスケード現象」とは?

 

単純接触効果では、体験する頻度によって好意が高まることを述べました。
しかし、そもそも「好きだから見る」のでしょうか。
それとも「見るから好きになる」のでしょうか?

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ジェームズ=ランゲ説によれば、生理的反応が感情に影響します。

 

「人は泣くから悲しいのです」

 

下條先生たちは、2003年に、「見るから好きになる」ということと、
単純接触効果をも説明する実験を行っています。
2つの顔画像を並べて提示し、どちらの方が好ましいものであるかを
実験参加者たちに判断してもらいました。

 

より好ましい顔を選んでいるときの「ボタン押し」によって決定されるまでの
実験参加者たちの目の動きを測りました。
2つの顔に視線がどのように配られるかを検討しました。

 

その結果、好ましい顔を選ぶ1秒くらい前から、視線の向きが偏り始めました。
見ている平均確率が80%程度になったとき、その顔を好ましいと判断したのです。

 

しかも、このような視線の偏りは、違う課題では起こりませんでした。
その課題とは、丸い顔や好ましくない方の顔を選ぶ課題です。

 

認知心理学の視点からは?

 

今回は、「好意を持たれているサイン」について、
認知心理学の視点からお話しました。

 

あなたの身の回りに、認知心理学で説明できる、
好意を持たれているサインはたくさんあります。

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